新規事業採択のご報告

平素より当協会の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
このたび、当協会の取り組みが評価され、「令和7年度日本蜜蜂養蜂での人材育成の為の調査事業」に採択されましたことをご報告申し上げます。

本事業はJRA畜産振興事業事業の助成を受けて行います。
本事業の目的は、全国で日本蜜蜂養蜂アンケート調査及び訪問調査と実証飼育調査を実施し、日本蜜蜂飼育手引書及び指導動画を作成した上で講習会等を開催し全国で日本蜜蜂養蜂での人材を育成すると同時に、指導人材を育成し日本蜜蜂養蜂団体と都道府県や家畜保健衛生所の養蜂担当者との連携を図り継続した指導体制と人材育成の仕組を確保することです。畜産振興と持続可能な生態系の保全に寄与することを目指して引き続き誠実に取り組んでまいります。

今後の具体的な活動内容につきましては、追って本ホームページ等にてご案内させていただきます。

やさしい養蜂のはじめかた 

                                 2025年3月16日

一般社団法人みつばち協会では農福連携養蜂の実践事例を収めた動画と冊子「やさしい養蜂のはじめかた」を公開しました。

■概要
一般社団法人みつばち協会は、障がい者施設との連携を通じた農福連携養蜂に関する調査成果を、動画および冊子「やさしい養蜂のはじめかた」としてまとめました。本資料では、現場での取り組みや成功事例、導入のポイントを分かりやすく紹介し、今後の養蜂導入や障がい者支援の新たな可能性を提案します。


一般社団法人みつばち協会は、地域活性化と障がい者の就労支援を目的とし、これまで多くの現場での実践を通じた知見を蓄積してまいりました。今回、当協会は「農福連携養蜂」の調査を進め、その成果を広く発信するために、以下の2点の資料を制作・公開いたしました。

1. 動画
調査現場で実際に行われている取り組みの模様や、障がい者施設での成功事例、利用者やスタッフの声を収めた映像コンテンツです。現場のリアルな状況を映像を通してご覧いただくことで、養蜂導入に関する具体的なイメージを持っていただけます。

2. 冊子「やさしい養蜂のはじめかた」
養蜂の基礎知識から、現場での導入方法、障がい者施設における実践事例までを、初心者にも分かりやすい言葉でまとめた資料です。養蜂に興味がある方、または導入を検討される施設の担当者の方々に向けた、実践的なガイドブックとしてご活用いただけます。

■背景と意義
現代の地域社会において、障がい者の社会参加と就労支援は重要な課題となっています。農業と福祉が連携する「農福連携養蜂」は、障がい者の能力を引き出し、地域資源を活用する新たなモデルとして注目されています。当協会は、これまでの取り組みから得られた知見と成功事例を広く共有することで、他施設や地域での導入の参考となることを期待しています。

■今後の展開
今回の動画および冊子公開を皮切りに、さらに多くの現場と連携した取組みの情報発信を行っていく予定です。また、各地の障がい者施設や地域団体との協力を通じ、持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。

■お問い合わせ先
一般社団法人みつばち協会
広報担当:高安

〒104-0061 東京都中央区銀座3-9-11 紙パルプ会館11F
TEL:03-6277-8000
Email:ginzaInitiative@gmail.com
【公式ウェブサイト】https://honeybee.or.jp/wop/

農福連携養蜂

「農福連携」(のうふくれんけい)とは、農業と福祉が連携し、障がいや高齢者、生活困難者など農業に携わることで、就労や社会参加の機会を広げる取り組みです。

一般社団法人みつばち協会ではJRA畜産振興事業の助成を受け農福連携の養蜂分野での調査を進めています。

やさしい養蜂のはじめかた

やさしい養蜂のはじめかた

「やさしい養蜂のはじめかた-農福連携養蜂指導書」と動画を紹介しております。

作成にあたり、多くの方々にご協力いただき、心より感謝申し上げます。貴重なご意見や温かいサポートのおかげで、より良いものをお届けすることができました。関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

これからも、よりよいコンテンツを発信していきますので、ぜひご覧ください。🐝🌿

動画「やさしい養蜂のはじめかた」

農福連携の養蜂の動画を作成しました。

この程度の動画制作につき、ご協力をいただきましたすべての皆様に心より感謝申し上げます。 本動画はJRA畜産振興事業の助成を受けて作成しました。 令和6年度一般社団法人みつばち協会が「農福連携養蜂での指導者育成調査事業」で作成した動画です。 この動画の無断転載・二次利用・スクリーンショットの無断使用を禁止します。 また、本動画のコンテンツ(映像・音声・イラスト等)をAI学習データとして無断使用することを禁止します。動画の使用をご希望の方は、事前にご連絡ください。連絡先:一般社団法人みつばち協会 ginzainitiative@gmail.com © 2025 一般社団法人みつばち協会

農福連携養蜂での指導者育成全国講習会2023開催報告書

農福連携養蜂での指導者育成全国講習会2023開催報告書

2023年11月につくばで開催されたミツバチサミットにて農福連携養蜂シンポジウムを開催しました。

養蜂GAP_2024ご報告 

養蜂GAP二者点検修了証書授与式を行いました。

「養蜂GAP導入による持続可能な養蜂の推進」(養蜂GAP講習会)

2024年2月20日にミツバチシンポジウム2024を開催しました。

二者監査修了証授与式が行われました。

養蜂GAP 二者点検修了者

1 新垣養蜂園
2 株式会社楽ワーク福祉作業所
3 石巻ニホンミツバチの会 芳賀潔氏
4 九州みつばち工房
5 プライムデリカ株式会社
6 栁下園
7 有限会社春日養蜂場
8 日本みつばち八里の会 鈴木正美氏
9 神石高原日本ミツバチ研究所 東 一史氏
10 日本ミツバチの博多ハニー
11 てっちゃんの弟子
12 巽養蜂園
13 特定非営利活動法人 銀座ミツバチプロジェクト
14 特定非営利活動法人 サッポロ・ミツバチ・プロジェクト
15 長谷川清氏
16 とみやはちみつプロジェクト 推進協議会
17 はつはな果蜂園
18 株式会社山田養蜂場
19 株式会社ビーハイブジャパン

養蜂GAP 二者点検とは

養蜂GAP(Good Agricultural Practices、良好な農業実施)の「二者点検」は、養蜂家がGAP基準を適切に守っているかを確認するための大切なプロセスです。

この点検は、養蜂家と第三者によるチェックを通じて、養蜂活動が環境や品質、安全面で規定を遵守していることを確認します。

具体的には、以下の点が含まれます:

  1. 養蜂施設の管理: 養蜂場の清潔さやミツバチの健康状態、設備の適切な管理が行われているかをチェックします。
  2. 生産プロセスの確認: ミツバチの飼育方法やハチミツの採取方法、保存方法など、品質と安全性を確保するための手順が適切かどうかを確認します。
  3. 記録の確認: 生産過程で行った作業や管理がきちんと記録されているかを確認します。これにより、問題が発生した場合の追跡や改善が容易になります。
  4. 第三者の監査: 外部の専門機関による点検が行われ、養蜂家がGAP適合基準を守っているかを独立した立場で評価します。この第三者点検は信頼性を高め、消費者にも安心感を与える重要な役割を果たします。

「二者点検」という名前の通り、点検は養蜂家と第三者が一緒に進めるプロセスであり、協力してGAP基準を遵守していることを確実にします。

この点検を通じて、養蜂家は品質と安全性を確保し、消費者に信頼される製品を提供することができます。

                                                                   養蜂GAP

トウヨウミツバチ協会ではJRA畜産振興事業助成事業として養蜂GAPの調査事業に取り組んでいます。

養蜂GAP導入の手引書

養蜂GAP導入の手引書を作成いたしました。PDFにて閲覧可能です。

養蜂GAP導入のための全国講習会2023開催報告書を作成しました。

養蜂GAP導入のための全国講習会2023開催報告書

表紙 目次 本文 

◇養蜂GAP講習会開催予定◇

10月19日 京都養蜂GAP講習会

10月26日 島根県出雲 養蜂GAP講習会

10月30日 宮城県富谷市 養蜂GAP講習会

11月9日 広島県神石高原町 養蜂GAP講習会

11月30日 福岡県北九州市 山田緑地 養蜂GAP講習会

2月22日 鹿児島県鹿児島市 養蜂GAP講習会

養蜂GAP導入の手引書ご紹介しております。

養蜂GAP鹿児島講習会 開催報告

テーマ:「養蜂GAP導入による持続可能な養蜂の推進」(養蜂GAP講習会)

 世界をとりまく動きとして「SDGs」(持続可能な開発目標)が、2015年9月の国連サミットにおいて採択され、国の施策として「食料・農業・農村基本計画」(令和2年3月31日閣議決定)においても、農業の持続的な発展として「農業生産工程管理(GAP)」を推進しています。養蜂分野でも日本中央競馬会(JRA)の助成を受けて養蜂GAPの調査研究が2022年からスタートしました。

蜂蜜の生産工程管理について、これから飼育を始める方や初心者にも分かりやすく説明します。また、講習会の対象は西洋蜜蜂の専業養蜂家から日本蜜蜂趣味養蜂まで含めた飼育届対象者です。あわせて鹿児島県農政部畜産課から、養蜂振興法について説明もいただき、日本の養蜂現場に則した「持続可能な養蜂」について考えていきたいと思います。

日 時: 2024年 2月18日(日) 13:00~16:30 (開場:12:30)

会 場: かごしま環境未来館 多目的ホール (鹿児島県鹿児島市城西2-1-5)

定 員: 80名

参加費: 無料

主催&問合せ:一般社団法人トウヨウミツバチ協会 (東京都中央区銀座3-9-11)

       TEL:03-6277-8000  Email:ginzainitiative@gmail.com

【プログラム】

開会挨拶: 高安和夫(トウヨウミツバチ協会 代表理事)

講演1   養蜂振興法について(鹿児島県 農政部畜産課 中小家畜係)

講演2   養蜂GAP導入について 高安和夫(トウヨウミツバチ協会 代表理事)

      <休憩>(15:00~15:15)

講演3   導入事例紹介  春日住夫(春日養蜂場代表)

講演4   全国の導入事例紹介 高安さやか(トウヨウミツバチ協会)

質疑応答

終了    17:00 *アンケートのご協力をお願いします。

*この事業は日本中央競馬会(JRA)畜産振興事業の助成により開催します。

申込先:FAX:03-6277-8888 Mail:ginzaInitiative@gmail.com

参加申込は下記の項目をFAXかメール、又はフォームでお願いします。

養蜂GAP講習会に申し込みます。

氏名:                

所属:                

メールアドレス:   

養蜂GAP淡路講習会【終了】

テーマ:「養蜂GAP導入による持続可能な養蜂の推進」(養蜂GAP講習会)

 世界をとりまく動きとして「SDGs」(持続可能な開発目標)が、2015年9月の国連サミットにおいて採択され、国の施策として「食料・農業・農村基本計画」(令和2年3月31日閣議決定)においても、農業の持続的な発展として「農業生産工程管理(GAP)」を推進しています。養蜂分野でも日本中央競馬会(JRA)の助成を受けて養蜂GAPの調査研究が2022年からスタートしました。蜂蜜の生産工程管理について、これから飼育を始める方や初心者にも分かりやすく説明します。また、講習会の対象は西洋蜜蜂の専業養蜂家から日本蜜蜂趣味養蜂まで含めた飼育届対象者です。「持続可能な養蜂」について考えていきたいと思います。

日 時: 2024年1月27日(土) 13:30~16:30 (開場:13:15)

会 場: 洲本市文化体育館 会議室 (兵庫県洲本市塩屋1丁目1−17)

定 員: 50名

参加費: 無料

主催:一般社団法人トウヨウミツバチ協会

共催:兵庫和洋養蜂組合

申込・問い合わせ先;一般社団法人トウヨウミツバチ協会

TEL:03-6277-8000 Mail:ginzaInitiative@gmail.com

【プログラム】

挨拶    淡路家畜保健衛生所 上原和久様

講演1   養蜂GAP導入について 高安和夫(トウヨウミツバチ協会 代表理事)

      <休憩>(15:00~15:15)

講演2   導入事例紹介 巽和宏 (巽養蜂)

講演3   全国の導入事例紹介 高安さやか(トウヨウミツバチ協会)

<質疑応答>

終了    16:30 *終了時にアンケートのご協力をお願いします。

*この事業は、日本中央競馬会(JRA)畜産振興事業の助成により開催します。

   

            

ミツバチシンポジウム2022

下記は2022年に開催したミツバチシンポジウムの報告です。

2022年12月にミツバチシンポジウムを開催しました。

また、令和5年度に養蜂GAP指導者講習を予定しています。

前半スライドが小さいので必要に応じてスライドご参照ください。

スライド(PDF)はこちらです。

養蜂GAP策定中の適合基準(チェックシート)と運用規則は下記です。

適合基準(PDF)はこちらです

*養蜂GAP自己点検用はエクセルで集計が可能です。ご希望の方は説明会で共有いたします。

運用規則(PDF)はこちらです。

ミツバチシンポジウム2022開催概要

テーマ:「養蜂GAP」が、地域と養蜂家の新たな信頼を築く。

蜂蜜生産活動の食品安全、環境保全、労働安全、衛生管理等の持続可能性を確保する生産工程管理(GAP)の導入が、次世代育成と言う点からも期待されています。

養蜂家がGAPの取組や活動を自ら実施するために必要な養蜂場の「適合基準」及び「運用規則」を策定し、専門家の指導を受けながら全国で試験運用をはじめました。このシンポジウムは、試験導入の事例を紹介し、あわせて養蜂GAPの概要を解説します。

日 時: 2022年12月3日(土) 

第1部10:00~12:00

第2部13:00~15:00

会 場: 中央区立環境情報センター(東京都中央区京橋3-1-1)

     *会場参加及び、ZOOM参加の併用

参加費: 無料

開催形態:zoomと会場

申込:グーグルフォームからお申込みください。

https://forms.gle/huu4YM9SWGwn8UTr6

主 催: 一般社団法人トウヨウミツバチ協会

後 援: 農林水産省

*この事業は、日本中央競馬会(JRA)畜産振興事業の助成により開催します。

第1部: 養蜂GAP導入について  10:00~12:00

開会挨拶 :  高安和夫    

「蜂蜜製造におけるリスク管理」 10:10~10:30

・粟谷しのぶ氏 (弁護士)

養蜂GAP取組事例紹介  10:30~11:30

養蜂GAPを試験導入し、取り組みをはじめたセイヨウミツバチ、ニホンミツバチの各飼育者が、自らの取組について紹介します。

  • 柳下園での導入について      15分

     柳下 浩幸 氏(柳下園 代表)

  • 春日養蜂場での導入について      15分

     春日 住夫 氏(春日養蜂場 代表)

  • サッポロ・ミツバチプロジェクトでの導入について  15分

     本田 真琴氏 (サッポロ・ミツバチプロジェクト事務局長)

  • 山田緑地ニホンミツバチでの導入について       15分

     舛本 哲也 氏(NPO法人グリーンワーク 会長)

    事例についてのアドバイス及び質疑応答

    アドバイザー:藤井氏、粟谷氏

      

<休憩60分>

第2部: 養蜂GAPの概要  13:00~15:00

今回策定している養蜂GAPは、まず、養蜂家がGAPに取組み、自らが蜂蜜生産工程について把握すると同時に、次世代の育成に役立つ内容にしました。養蜂GAPの概要や適合基準について、導入のポイントを解説します。

     ・藤井 淳生 氏 (安心農業株式会社代表取締役)

                                  勉強会のご案内

会員向け勉強会について

会員向けに毎月勉強会を開催しています。2021年より感染予防のためにZOOMでの会員向けリモート勉強会を開催しています。

2023年9月30日(土)富谷市でイベントが開催予定です。

2023年11月にミツバチサミットでシンポジウムを予定しています。

養蜂振興協議会

ミツバチ飼育技術講習会テキストについて

養蜂振興協議会は、農林水産省の平成26年度産地活性化総合対策事業のうち養蜂等振興推進事業(全国推進事業)により、「ミツバチ飼育技術講習会」を開催いたしました。
本講習会は、セイヨウミツバチとニホンミツバチの性質を理解した管理や、年間を通してミツバチ飼育の指導ができる技術指導者育成を目的としております。

平成26年度は東京・盛岡・札幌・島根・名古屋・鹿児島の全国6ヶ所で開催いたしました。
*平成26年の講習会は終了いたしました。

講習会で使用したミツバチ飼育技術講習会テキストを「おすすめリンク」からダウンロードすることが可能です。

養蜂をめぐる情勢と協会の活動について

~みつばちを通じて養蜂の発展に寄与する~

農林水産省の養蜂をめぐる情勢によると蜜蜂の飼育者は平成30年以降増加傾向で令和6年は12,061戸数にも上ります。都市養蜂や趣味養蜂がさかんになる一方蜜源をめぐるトラブルも増え、昨年令和5年養蜂振興法の適切な運用について局長通知がされ、ニホンミツバチでも趣味養蜂で少数群であっても反復継続して飼育する場合は届け出が必要になりました。

一般社団法人みつばち協会は一般社団法人トウヨウミツバチ協会より名称変更しました。

現在職業養蜂家の団体として一般社団法人日本養蜂協会がありますが、趣味養蜂のフォローはされていない現状です。みつばち協会では趣味の養蜂家、ニホンミツバチ、セイヨウミツバチを問わずサポートを行っている団体です。具体的には農福連携や養蜂GAPのテーマを通じて無料の勉強会を企画しております。養蜂GAPでは飼育管理や法令や衛生管理など幅広い内容をカバーしています。

我々はこうした活動を通じて養蜂業界全体の発展に寄与することを目的としています。 また会員向け(別途会費がかかります)の講習会も開催しております。

JRA畜産振興事業 養蜂GAP次世代育成調査研究事業

令和4年、5年トウヨウミツバチ協会では畜産振興事業の助成を受け「養蜂GAP次世代育成調査研究事業」に取り組みます。 2022年12月3日(土)ミツバチシンポジウム2022開催予定です。

トウヨウミツバチ協会概要