総会のご報告

一般社団法人トウヨウミツバチ協会で総会を開催しました。

開催日時:2024年3月13日(水)18:30~20:00

開催形式;zoom

<名称変更について>

トウヨウミツバチ協会総会にて団体名称を変更することになりました。

新しい名称は「一般社団法人みつばち協会」になります。

     旧名称 トウヨウミツバチ協会

     新名称 みつばち協会

*団体表記につきましてはHPやご案内では混乱を避けるためにしばらくの間は新旧並列する予定です。

<役員の選任について>

下記の通り理事・監事が選任されました。

         理事 高安 和夫 (重任)

        理事 舛本 哲也 (重任)

        理事 新垣 伝  (重任)

        理事 春日 住夫 (就任)

        理事 村上 幸枝 (就任)

        理事 吉田  倫子 (就任)

        理事 梶山 正信 (就任)

        理事 高安 さやか(就任)

        監事 長谷川 清 (重任)

        監事 肥沼 位昌 (就任)

今後ともよろしくお願いいたします。

農福養蜂沖縄シンポジウム

テーマ:「やさしい養蜂が障害者と地域の可能性を拡げる」(沖縄検討会)

 ミツバチは美味しい蜂蜜を集めてくれると同時に、受粉の仕事で農業生産を支えてくれます。そんなミツバチを大切に育てる仲間が増えることで笑顔の環も広がり、地域全体が元気になることを願っています。そんな養蜂に取り組む楽ワーク福祉作業所さん、ソルファコミュニティさんの話を聞いてみましょう。

日 時: 2024年 3月2日(土) 13:00~16:00 (開場:12:30)

会 場: 「あやかりの杜」

沖縄県中頭郡北中城村喜舎場1214

参加費: 無料

*この事業は、日本中央競馬会(JRA)畜産振興事業の助成により開催します。

<プログラム>

挨拶 : 「みんなで取り組むやさしい養蜂について」

 高安和夫 一般社団法人トウヨウミツバチ協会

沖縄県での養蜂事例紹介

事例紹介1: 合同会社ソルファコミュニティ

事例紹介2: 株式会社楽ワーク福祉作業所

休憩(14:30~14:45)

全国の「やさしい養蜂」事例紹介 

        高安さやか 一般社団法人トウヨウミツバチ協会

蜂蜜の生産の衛生管理

        渡辺 宏  株式会社ビーハイブジャパン 代表委取締役 獣医師

終了 16:00

昨年11月につくばで開催したミツバチサミットにて農福連携養蜂シンポジウム冊子を作成しました。

農福連携養蜂での指導者育成全国講習会2023開催報告書閲覧可能です。

農福連携養蜂シンポジウム@ミツバチサミット2023【開催報告】

ミツバチサミット2023にて農福連携養蜂の講習会を開催しました

参加ご希望の方はフォームからお申込みください。

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<開催概要>

日時:11月20日(月)9:00~12:00 

場所:つくば国際会議場 中ホール200(ミツバチサミット2023内)

11月20日(月)

農福連携養蜂 シンポジウムプログラム

9:00~9:15    開会挨拶・登壇者の紹介  代表理事 高安和夫

9:15~10:00 宮城県富谷市西成田教室の事例報告

       講師:富谷市長 若生裕俊氏  NPO法人SCR理事長 村上幸枝氏

10:00~10:30 福岡県北九州市あすなろ学園母原の事例報告

           講師:NPOグリーンワーク会長 舛本哲也氏

10:30~11:00 講演1:自然の中での農業体験や養蜂体験で「心のケア」

            講師:臨床心理士 公認心理士 松尾祥子氏

11:00~11:30 講演2:「やさしい養蜂指導」について

           講師:春日養蜂場代表 春日住夫氏

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ミツバチサミット2023では様々なミツバチに関するイベントが開催されます。

養蜂GAPについてのご質問は一般社団法人トウヨウミツバチ協会ginzaInitiative@gmail.com迄お願いします。

ミツバチシンポジウム2024開催報告 

「養蜂GAP導入による持続可能な養蜂の推進」(養蜂GAP講習会)

2024年2月20日にミツバチシンポジウム2024を開催しました。

二者監査修了証授与式には10名が集まりいただきました。

開催概要は下記になります。

【開催概要】

日 時: 2024年2月20日(火) 13:30~17:30

会 場: 中央区立環境情報センター(東京都中央区京橋3-1-1)

     *会場参加及び、ZOOM参加の併用

参加費: 無料

協力:農林水産省

※日本中央競馬会(JRA)畜産振興事業の助成により開催します。

第1部: 13:30~14:00

     開会挨拶:高安和夫(一般社団法人トウヨウミツバチ協会代表理事)   

     養蜂GAP二者点検修了者の発表及び修了書授与

第2部: 講演 14:00~15:45

講演1:養蜂振興法に係る局長通知改正等について

講 師:農林水産省畜産局畜産振興課長補佐 信戸一利氏

講演2:世界の食料安全保障と花粉媒介者(Pollinators)について

講 師:FAO駐日連絡事務所  所長 日比 絵里子 氏

講演3:日本の養蜂のこれから~養蜂GAPに期待される役割

講 師:玉川大学 教授  中村 純 氏

<休憩15分>

第3部  導入事例紹介 16:00~17:30

事例紹介1:春日養蜂場(岐阜県) 春日 住夫 氏

事例紹介2:NPOSCR(宮城県) 代表理事 村上幸枝様

総合討論

終了 17:30

*現在録画編集作業中です。

世界をとりまく動きとして「SDGs」(持続可能な開発目標)が、2015年9月の国連サミットにおいて採択され、国の施策として「食料・農業・農村基本計画」(令和2年3月31日閣議決定)においても、農業の持続的な発展として「農業生産工程管理(GAP)」を推進しています。養蜂分野でも日本中央競馬会(JRA)の助成を受けて養蜂GAPの調査研究が2022年からスタートしました。

国際連合食糧農業機関(FAO)は、持続可能な農業に向けた花粉媒介者に関する国際的な取り組みを主導する国際機関であり、”Good beekeeping practices for sustainable apiculture”等の「持続可能な養蜂」に関する出版物も発行されています。養蜂に関するグローバルな視点を学びながら、あわせて農林水産省から養蜂振興法に係る局長通知改正等について解説もいただき、日本の養蜂現場に則した「持続可能な養蜂」について考えていきたいと思います。

                                                                   養蜂GAP

トウヨウミツバチ協会ではJRA畜産振興事業助成事業として養蜂GAPの調査事業に取り組んでいます。

養蜂GAP導入の手引書

養蜂GAP導入の手引書を作成いたしました。PDFにて閲覧可能です。

農福連携養蜂での指導者育成全国講習会2023開催報告書を作成しました。閲覧可能です。

養蜂GAP鹿児島講習会 開催報告

テーマ:「養蜂GAP導入による持続可能な養蜂の推進」(養蜂GAP講習会)

 世界をとりまく動きとして「SDGs」(持続可能な開発目標)が、2015年9月の国連サミットにおいて採択され、国の施策として「食料・農業・農村基本計画」(令和2年3月31日閣議決定)においても、農業の持続的な発展として「農業生産工程管理(GAP)」を推進しています。養蜂分野でも日本中央競馬会(JRA)の助成を受けて養蜂GAPの調査研究が2022年からスタートしました。

蜂蜜の生産工程管理について、これから飼育を始める方や初心者にも分かりやすく説明します。また、講習会の対象は西洋蜜蜂の専業養蜂家から日本蜜蜂趣味養蜂まで含めた飼育届対象者です。あわせて鹿児島県農政部畜産課から、養蜂振興法について説明もいただき、日本の養蜂現場に則した「持続可能な養蜂」について考えていきたいと思います。

日 時: 2024年 2月18日(日) 13:00~16:30 (開場:12:30)

会 場: かごしま環境未来館 多目的ホール (鹿児島県鹿児島市城西2-1-5)

定 員: 80名

参加費: 無料

主催&問合せ:一般社団法人トウヨウミツバチ協会 (東京都中央区銀座3-9-11)

       TEL:03-6277-8000  Email:ginzainitiative@gmail.com

【プログラム】

開会挨拶: 高安和夫(トウヨウミツバチ協会 代表理事)

講演1   養蜂振興法について(鹿児島県 農政部畜産課 中小家畜係)

講演2   養蜂GAP導入について 高安和夫(トウヨウミツバチ協会 代表理事)

      <休憩>(15:00~15:15)

講演3   導入事例紹介  春日住夫(春日養蜂場代表)

講演4   全国の導入事例紹介 高安さやか(トウヨウミツバチ協会)

質疑応答

終了    17:00 *アンケートのご協力をお願いします。

*この事業は日本中央競馬会(JRA)畜産振興事業の助成により開催します。

申込先:FAX:03-6277-8888 Mail:ginzaInitiative@gmail.com

参加申込は下記の項目をFAXかメール、又はフォームでお願いします。

養蜂GAP講習会に申し込みます。

氏名:                

所属:                

メールアドレス:   

養蜂GAP淡路講習会【終了】

テーマ:「養蜂GAP導入による持続可能な養蜂の推進」(養蜂GAP講習会)

 世界をとりまく動きとして「SDGs」(持続可能な開発目標)が、2015年9月の国連サミットにおいて採択され、国の施策として「食料・農業・農村基本計画」(令和2年3月31日閣議決定)においても、農業の持続的な発展として「農業生産工程管理(GAP)」を推進しています。養蜂分野でも日本中央競馬会(JRA)の助成を受けて養蜂GAPの調査研究が2022年からスタートしました。蜂蜜の生産工程管理について、これから飼育を始める方や初心者にも分かりやすく説明します。また、講習会の対象は西洋蜜蜂の専業養蜂家から日本蜜蜂趣味養蜂まで含めた飼育届対象者です。「持続可能な養蜂」について考えていきたいと思います。

日 時: 2024年1月27日(土) 13:30~16:30 (開場:13:15)

会 場: 洲本市文化体育館 会議室 (兵庫県洲本市塩屋1丁目1−17)

定 員: 50名

参加費: 無料

主催:一般社団法人トウヨウミツバチ協会

共催:兵庫和洋養蜂組合

申込・問い合わせ先;一般社団法人トウヨウミツバチ協会

TEL:03-6277-8000 Mail:ginzaInitiative@gmail.com

【プログラム】

挨拶    淡路家畜保健衛生所 上原和久様

講演1   養蜂GAP導入について 高安和夫(トウヨウミツバチ協会 代表理事)

      <休憩>(15:00~15:15)

講演2   導入事例紹介 巽和宏 (巽養蜂)

講演3   全国の導入事例紹介 高安さやか(トウヨウミツバチ協会)

<質疑応答>

終了    16:30 *終了時にアンケートのご協力をお願いします。

*この事業は、日本中央競馬会(JRA)畜産振興事業の助成により開催します。

   

            

ミツバチシンポジウム2022

下記は2022年に開催したミツバチシンポジウムの報告です。

2022年12月にミツバチシンポジウムを開催しました。

また、令和5年度に養蜂GAP指導者講習を予定しています。

前半スライドが小さいので必要に応じてスライドご参照ください。

スライド(PDF)はこちらです。

養蜂GAP策定中の適合基準(チェックシート)と運用規則は下記です。

適合基準(PDF)はこちらです

*養蜂GAP自己点検用はエクセルで集計が可能です。ご希望の方は説明会で共有いたします。

運用規則(PDF)はこちらです。

ミツバチシンポジウム2022開催概要

テーマ:「養蜂GAP」が、地域と養蜂家の新たな信頼を築く。

蜂蜜生産活動の食品安全、環境保全、労働安全、衛生管理等の持続可能性を確保する生産工程管理(GAP)の導入が、次世代育成と言う点からも期待されています。

養蜂家がGAPの取組や活動を自ら実施するために必要な養蜂場の「適合基準」及び「運用規則」を策定し、専門家の指導を受けながら全国で試験運用をはじめました。このシンポジウムは、試験導入の事例を紹介し、あわせて養蜂GAPの概要を解説します。

日 時: 2022年12月3日(土) 

第1部10:00~12:00

第2部13:00~15:00

会 場: 中央区立環境情報センター(東京都中央区京橋3-1-1)

     *会場参加及び、ZOOM参加の併用

参加費: 無料

開催形態:zoomと会場

申込:グーグルフォームからお申込みください。

https://forms.gle/huu4YM9SWGwn8UTr6

主 催: 一般社団法人トウヨウミツバチ協会

後 援: 農林水産省

*この事業は、日本中央競馬会(JRA)畜産振興事業の助成により開催します。

第1部: 養蜂GAP導入について  10:00~12:00

開会挨拶 :  高安和夫    

「蜂蜜製造におけるリスク管理」 10:10~10:30

・粟谷しのぶ氏 (弁護士)

養蜂GAP取組事例紹介  10:30~11:30

養蜂GAPを試験導入し、取り組みをはじめたセイヨウミツバチ、ニホンミツバチの各飼育者が、自らの取組について紹介します。

  • 柳下園での導入について      15分

     柳下 浩幸 氏(柳下園 代表)

  • 春日養蜂場での導入について      15分

     春日 住夫 氏(春日養蜂場 代表)

  • サッポロ・ミツバチプロジェクトでの導入について  15分

     本田 真琴氏 (サッポロ・ミツバチプロジェクト事務局長)

  • 山田緑地ニホンミツバチでの導入について       15分

     舛本 哲也 氏(NPO法人グリーンワーク 会長)

    事例についてのアドバイス及び質疑応答

    アドバイザー:藤井氏、粟谷氏

      

<休憩60分>

第2部: 養蜂GAPの概要  13:00~15:00

今回策定している養蜂GAPは、まず、養蜂家がGAPに取組み、自らが蜂蜜生産工程について把握すると同時に、次世代の育成に役立つ内容にしました。養蜂GAPの概要や適合基準について、導入のポイントを解説します。

     ・藤井 淳生 氏 (安心農業株式会社代表取締役)

養蜂GAP Q&A

養蜂GAPについての質問について下記にQ&A形式でまとめました。

ニホンミツバチもセイヨウミツバチも、趣味も職業の養蜂家さんに取り組んでもらいたい養蜂GAPです。現在基準策定中です。

Q:養蜂は地元のグループで確認しながらみんなでやっていることなので実際の法律と違っていても大丈夫ですよね?(セイヨウミツバチ趣味養蜂家)

A:養蜂の法律の確認をおすすめします。

養蜂GAPでは法律の確認、衛生管理の手順確認など項目別に確認してきます。

Q:今まで法律など関係なく楽しくミツバチが飼えていたのでこのままでいいです。法律は関係なくこのままで構わないですよね?(ニホンミツバチ趣味養蜂家)

A:楽しくミツバチを飼うための養蜂GAPです。事故防止や労働安全など養蜂家さん自身の安全管理も含まれます。本来知っておきたい法律について確認する機会として活用いただけます。

Q:都市養蜂は養蜂GAPは関係ないですよね?(都市養蜂プロジェクトボランティア)

A:関係あります。場所に関係なく養蜂を行う方の為に養蜂GAPを策定しています。

Q:人里離れた場所で養蜂しているので養蜂GAPや法律は関係ないですよね?

(ニホンミツバチ趣味養蜂家)

A:関係あります。場所に関係なく養蜂を行う方の為に養蜂GAPを策定しています。

Q:養蜂GAPは趣味の素人さんがやる遊びのようなものでプロの我々職業養蜂家には意味がないと思いますが、本当に必要ですか?(職業養蜂家)

A:必要です。経験に関係なく養蜂を行うすべての方の為に養蜂GAPを策定しています。

養蜂GAPには労働安全や事業継承の為の書類策定があり、経営改善の向上や持続可能な養蜂経営管理の為に役立ちます。

Q:我々は十分に成功していて売上もブランド力もあるので養蜂GAPに取り組むメリットがないですが、それでも必要ですか?(養蜂家)

A:必要です。経験に関係なく養蜂を行うすべての方の為に養蜂GAPを策定しています。

Q:養蜂GAPはやりたくないけど高く買ってくれる売り先を紹介してほしい。(趣味養蜂家)

A:バイヤーさんに説明する資料作成のために養蜂GAPを活用ください。

Q:GAPとは何ですか?

A:洋服のブランドとは別なGAPです。

消費者、生産者、環境にとって、「Good」な農業の取組のことをGAP(ギャップ)といいます。

GAPは、Good Agricultural Practicesの頭文字をとった言葉で、直訳すると「よい農業の取組」という意味です。一般的には「農業生産工程管理」と呼ばれています。
工程管理とは、言い換えれば、「農産物を作る際に適正な手順やモノの管理を行い、食品安全や労働安全、環境保全等を確保する取組」のことです。農水省のHPご確認ください。

https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/gap-info.html

Q:養蜂GAPの講習会はどのような感じですか?正直面倒です。(趣味養蜂家)

A:経営管理、労働安全、環境保全などの項目を会話形式でざっくばらんに写真や動画を交えながら進めていきます。参加した養蜂家さんからは「事業継承に役立つ」「養蜂の法律について知らなかったことが知れて参考になった。」「他の養蜂家のやり方が知れて参考になった。」などの声を頂いています。

Q:養蜂GAPに興味はありますが、ダメ出しされたくありません。(趣味養蜂家)

A:養蜂GAPは養蜂のやり方を否定したりダメ出しするものではありません。リストに沿って自分で確認して決めていくための持続可能な養蜂の教科書作りです。

Q:養蜂GAPをすると儲かったり売上が上がりますか?(趣味養蜂家)

A:売上向上にすぐには繋がりませんが経営の守備力向上に貢献します。養蜂GAPを導入することで生産工程管理の見直しをすることで完全管理ができ効率向上したという声があります。苦情対応や保険を見直すことでトラブルの際に対応できるようになったという声があります。

Q:私の養蜂技術は特別なので養蜂GAPで特別な情報を漏洩されたり侵害されたくありません。

(趣味養蜂家)

A:養蜂GAPでは特許や個人情報、権利や労働安全についても項目があります。

 養蜂GAPをどのように自分の個人情報を守りながら養蜂経営をしていくのかの参考にしていただければ幸いです。

Q:養蜂GAPとSDGsは関係ありますか?(趣味養蜂家)

A:あります。SDGsの取組を見える化するのが養蜂GAPです。

Q:養蜂GAPに取り組むにはお金はかかりますか?(兼業養蜂家)

A:かかりません。

令和4年と5年養蜂GAPの調査研究事業を行っておりますので、無償で取り組むことができます。

取り組むための基準とチェックリストは作成中です。

Q:養蜂GAPに取り組んだらトウヨウミツバチ協会からお金がもらえますか?(趣味養蜂家)

A:もらえません。

*ハサップについては日本養蜂協会のHP
「はちみつの瓶詰め等の製造におけるHACCP(ハサップ)導入の手引書」を参照ください。

養蜂GAP

養蜂GAP事業について

現在トウヨウミツバチ協会では「養蜂GAP」に取り組んでいます。

JRA畜産振興事業の助成を受け「養蜂GAPの次世代育成調査研究事業」を行います。

期間は令和4年令和5年度に行う予定です。

本事業の目的は、次世代育成を視野に入れ養蜂GAPの策定と普及を図ることです。

具体的には養蜂GAPの導入に必要な「適合基準」及び「運用規則」を策定します。

策定においては専門家の指導を受け試験運用を実施していきます。

「養蜂GAP導入の手引書」の作成、講習会等の開催を行い養蜂GAPの普及を図ります。

生産工程管理(GAP)の導入により、蜂蜜生産活動の食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性の確保が期待されています。養蜂家がGAPの取組や活動を自ら実施するために必要な養蜂場の事業です。

GAPとは?

GAPは、Good Agricultural Practicesの頭文字をとった言葉です。

直訳すると「よい農業の取組」という意味です。一般的には「農業生産工程管理」と呼ばれています。
工程管理とは、言い換えれば、「農産物を作る際に適正な手順やモノの管理を行い、食品安全や労働安全、環境保全等を確保する取組」のことです。詳しくは農水省のページを参照ください。

https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/gap-info.html

消費者、生産者、環境にとって、「Good」(よりよい)農業の取組のことをGAP(ギャップ)といいます。

事業の進行状況について(2022年8月31日)

全国各地の試験飼育養蜂場を訪問し講習会を開催しています。

「適合基準」(PDF)はこちらになります。

運用規則はこちらです。

適合基準を使用しての「自己点検」をzoomや現地で説明します。

2023年2月18日(土)養蜂GAPの説明会を開催予定です。

申込はこちら https://forms.gle/H6vmmrdELRjA8Vpi8

講習会の様子 
沖縄の農福連携の現場での養蜂GAPの取組について

Terra Madre ,Salone del Gusto

 

テッラ・マードレに参加してきました

2014年10月にイタリア・トリノで開催されたTerra Madre,Salone del Gusto に参加してまいりました。各地方の伝統的かつ固有な在来品種や加工食品、伝統漁法による魚介類などのなかには、このままでは消えてしまうかもしれない、小さな生産者による希少な食材がたくさんあります。日本ミツバチのはちみつの魅力を世界に発信してまいりました。
http://www.slowfoodjapan.net/terramadre/
http://www.terramadre.info/

テッラ・マードレ活動報告

テッラ・マードレ内のハニーバーでは、世界中から集まった養蜂家の自慢のハチミツが所狭しと並べられていました。私たちはこちらのハニーバーで、日本ミツバチのハチミツを提供いたしました。また、Urban Bee Keepingのコーナーでも写真展示とハチミツを提供いたしました。テッラ・マードレ開催中はワークショップが開催され、都市養蜂についてのミーティングや、アジアのミツバチについての取組、百花蜜についてのワークショップなどで世界の養蜂家と意見交換を行いました。

 

テッラ・マードレin学習院女子大学参加報告

2015年1月25日(土)学習院女子大学にて「テッラ・マードレin学習院女子大学」のワークショップと分科会に高安和夫が担当いたしました。ワークショップでは「在来種ミツバチの魅力発見」ということで、ミツバチの魅力についてお伝えしました。ティスティングのやり方は学習院女子大学の品川明教授の味わい表現を参考にし、学びました。参加者の方々からユニークなコメントを頂戴し、充実した学びのある時間になりました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。