一般社団法人みつばち協会では、zoom形式で勉強会を会員向けに開催しております。
今後の予定 2025


2025年4月21日 儲かる養蜂勉強会 講師 梶山正信氏
養蜂家が知っておきたい助成金と申請するための税理について


一般社団法人みつばち協会は会員を募集しております。
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2025年4月21日 儲かる養蜂勉強会 講師 梶山正信氏
養蜂家が知っておきたい助成金と申請するための税理について
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更新日時:2025年4月8日
一般社団法人みつばち協会ではJRA畜産振興事業助成事業の助成を受け「養蜂GAP」に取り組んでいます。期間は令和6年から令和8年3月31日までです。
養蜂GAPとは?
― 安心・安全な蜂蜜づくりの新しいスタンダード ―
私たちが口にする蜂蜜は、自然の恵みそのもの。
でもその一方で、「どんな場所で?」「どんな方法で?」といった生産の背景が、見えにくい食品でもあります。
そこで今、注目されているのが「養蜂GAP(ようほうギャップ)」という考え方です。
GAPとは「Good Agricultural Practices(農業生産工程管理)」の略です。
簡単に言えば「農作業や管理を見える化し、安全で持続可能な方法で行うための仕組み」です。
このGAPを、養蜂に合わせて整えたものが「養蜂GAP」です。
蜂蜜やミツバチ製品の信頼性を高め、消費者の安心につなげる新しい取り組みとして、全国の養蜂家の間でも導入が広がり始めています。
養蜂GAPのメリット
🐝 1. 安心・安全な蜂蜜を届けられる
給餌やダニ薬の管理、採蜜や瓶詰め・ろ過の方法、清潔な保管・出荷の手順など、一つひとつの作業にルールを設けて記録することで、「どう作られた蜂蜜なのか」がはっきりわかるようになります。
これにより、消費者にとっても安心して選べる蜂蜜になります。
🌱 2. ミツバチや環境にもやさしい
ミツバチの健康管理、周囲の環境への配慮も含めて、持続可能な養蜂のあり方を考えるのがGAPです。
自然と共にある養蜂だからこそ、次の世代に引き継げる形を整えていくことができます。
🤝 3. 差別化と信頼のアピールに
養蜂GAPに取り組むことで、生産者としての信頼度がアップし、卸先や販売先との信頼関係も築きやすくなります。
「きちんと管理された蜂蜜ですよ」と説明できることは、大きな強みになります。
みつばちと人が、これからも共にあるために
「GAP=大規模養蜂向け」と思われがちですが、実は小規模でもできる取り組みから始められます。
帳面をつける、道具を整理する、巣箱の場所を記録する――そんな一歩が、すでにGAPのはじまりです。
みつばち協会では、これから養蜂GAPを取り入れたい方へのサポートや講習会を行っています。
自然と調和しながら、信頼される蜂蜜づくりを一緒に広げていきましょう。
― はじめの一歩は「記録」から ―
「養蜂GAPって難しそう…」「大規模じゃないとできないのでは?」
そんな声をよくいただきます。
でも実は、養蜂GAPのスタートはとてもシンプル。
日々の作業を「見える化」することから始まります。
たとえば、こんな内容から始めてみましょう:
最初はノートでも大丈夫です。
「自分の養蜂を、あとから誰かに説明できるか?」を意識することが、GAPの基本です。
作業場所や使用する道具を、清潔に、安全に保つことも重要です。
たとえば:
こうした“いつもやっていること”を、「GAP」として意識するだけでも立派な一歩です。
「なぜこの作業をこの順番でやっているのか?」「より安全にするにはどうすれば?」
そんな“気づき”が、GAPを進化させてくれます。
養蜂GAPの目的は、“正解”を押しつけることではなく、それぞれの養蜂に合った、安心・安全な方法をつくっていくことです。
ひとりで考えるのが難しいときは、他の養蜂家や講習会、みつばち協会のサポートを活用してみてください。
現場で実践している仲間の声を聞くことで、自分のやり方を客観的に見直すことができます。
GAPは「安全・安心のためのチェックリスト」であると同時に、**自分の養蜂を守る“道しるべ”**でもあります。
今あるやり方を急に変える必要はありません。
まずは、できることからコツコツと。
私たちみつばち協会は、皆さんの一歩を全力で応援しています!
平素より当協会の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
このたび、当協会の取り組みが評価され、「令和7年度日本蜜蜂養蜂での人材育成の為の調査事業」に採択されましたことをご報告申し上げます。
本事業はJRA畜産振興事業事業の助成を受けて行います。
本事業の目的は、全国で日本蜜蜂養蜂アンケート調査及び訪問調査と実証飼育調査を実施し、日本蜜蜂飼育手引書及び指導動画を作成した上で講習会等を開催し全国で日本蜜蜂養蜂での人材を育成すると同時に、指導人材を育成し日本蜜蜂養蜂団体と都道府県や家畜保健衛生所の養蜂担当者との連携を図り継続した指導体制と人材育成の仕組を確保することです。畜産振興と持続可能な生態系の保全に寄与することを目指して引き続き誠実に取り組んでまいります。
今後の具体的な活動内容につきましては、追って本ホームページ等にてご案内させていただきます。