養蜂GAP事業について
現在トウヨウミツバチ協会では「養蜂GAP」に取り組んでいます。
JRA畜産振興事業の助成を受け「養蜂GAPの次世代育成調査研究事業」を行います。
期間は令和4年令和5年度に行う予定です。
本事業の目的は、次世代育成を視野に入れ養蜂GAPの策定と普及を図ることです。
具体的には養蜂GAPの導入に必要な「適合基準」及び「運用規則」を策定します。
策定においては専門家の指導を受け試験運用を実施していきます。
「養蜂GAP導入の手引書」の作成、講習会等の開催を行い養蜂GAPの普及を図ります。
生産工程管理(GAP)の導入により、蜂蜜生産活動の食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性の確保が期待されています。養蜂家がGAPの取組や活動を自ら実施するために必要な養蜂場の事業です。
GAPとは?
GAPは、Good Agricultural Practicesの頭文字をとった言葉です。
直訳すると「よい農業の取組」という意味です。一般的には「農業生産工程管理」と呼ばれています。
工程管理とは、言い換えれば、「農産物を作る際に適正な手順やモノの管理を行い、食品安全や労働安全、環境保全等を確保する取組」のことです。詳しくは農水省のページを参照ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/gap-info.html
消費者、生産者、環境にとって、「Good」(よりよい)農業の取組のことをGAP(ギャップ)といいます。
事業の進行状況について(2022年8月31日)
全国各地の試験飼育養蜂場を訪問し講習会を開催しています。
「適合基準」(PDF)はこちらになります。
運用規則はこちらです。
適合基準を使用しての「自己点検」をzoomや現地で説明します。
2023年2月18日(土)養蜂GAPの説明会を開催予定です。